ブラジルの食文化は地方によって特徴があって、一口には語り切れないのですが、最近では日本と同じように、ブラジルでも食文化が国際化しています。都市に行けば行く程、この傾向は高いかと思います。ホットドッグ(cachorro
quente=熱い犬 と訳して用いているので、思わず苦笑してしまいます)、ハンバーガー、ピザなどの軽食はもちろんのこと、イタリア料理、中華料理、アラビア料理、フランス料理、刺し身や寿司までショッピングセンターに行けば食べられます。ここサルヴァドールには寿司、刺し身を売っているスーパーマーケットがあるくらいです。
さて、ブラジル固有の料理と言えば、ブラジル全土で食べられるシュハスコ(焼き肉バイキング。日本では“シェラスコ”で通っています)や、フェイジョアーダ(黒豆と豚の耳、舌、干し肉、羊の肉、リングイッサなどを煮たもの)などが有名です。これらは、12レアルから15レアル程度出せば、高級レストランで、サラダや果物の食べ放題まで付いて、もう要らないという程食べられます。ブラジルの焼き肉は日本の焼き肉と違って、粗塩だけで味付けしたものを炭焼きにして、ウエイターがテーブルまで運んできてお皿に切って置いていってくれます。
また、見逃せないのはミナスジェライスのパン・ジ・ケイジョ(チーズパン。日本では“ポン・デ・ケイジョ”で売られています)。タピオカが材料のパンみたいなもので、外見はシュークリームに似ているのですが、チーズ味で、おもちのような食感が日本人にもウケているようですよ。
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さて、私の住んでいるバイア特有のものをご紹介したいしたいと思います。 やはり、タピオカを使ったベジュー(おもちのように焼いてココナツミルクをかけたもの)、コカーダ(ココナツの飴菓子)を忘れる訳にはいきません。そして、バイアに来たからには、アカラジェを食べずに帰ったらいけませんよ。生地は、フェイジョン・ジ・コルダ(つる豆)で、これをデンデ油という油で揚げ、以下の具を入れて食べます。
・ヴァタパ
(デンデ、ココナツミルク、マンジョーカ粉)
・カルル(オクラ、海老を柔らかく煮たもの)
・サラダ(トマトと葱か玉ねぎ)
・カマラオ(海老)
・ピメンタ(唐辛子のドレッシング状) |
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一度食べたら忘れられない味ですよ。値段は、1レアルから2レアルで、街の中心部、海岸、ショッピングセンター、至る所で食べられます。ボリュームもあって、小食な人はこれだけでお腹が一杯になるかも・・・。
また、海鮮物の煮込みもの、ムケカも有名です。海鮮物、ココナツミルク、デンデ、トマト、玉ねぎなどを煮込みます。
余談になりますが、一度、レストランであさりのムケカを頼んだ時のことです。一緒にサラダと小さなコップに入ったドレッシングらしいものが付いて来ました。ブラジルに来てまもなかった私は、てっきりサラダのドレッシングとばかり考えて、全部サラダにかけてしまいました。それが、何とムケカに入れる唐辛子ソースだったのです。私のサラダは・・・勿論食べられないほど辛くて、それ以上胃に入ることなく調理場へ戻ったのは言うまでもありません・・・。 |
今回は、アカラジェとムケカのリポートをするため、海岸に近い、Lagoa
de Abaete(アバイテ湖)に行って来ました。標識が英語で書いてあったりするのを見ると、外国人観光客も多く訪れる場所ということでしょう。
ギターとエレピの生演奏を聞きながら、白い砂浜とヤシの木に囲まれたトロピカルな湖と公園、色々な食べ物があって、時間の過ぎるのも忘れるようでした。湖の周りにはいくつもお店があり、どのお店もドリンクは3レアル(生演奏代含め)から、食事も10レアル前後で出来る大衆的な場所です。子供連れでもOKですよ。バス停も湖のすぐ前にあります。近くに来たらぜひ、立ち寄ってみてください。
取材協力
アバイテ湖でムケカを注文したお店です。
快く写真撮影を許可してくれました。

LAGOAROSKA
ラゴアホスカ
71-375-3917 |
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◇◆◇筆者プロフィール◇◆◇
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久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。
結婚を機に12年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌を教えている。 |
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