Mおばあちゃんの
ブラジル体験記


毎月、サルヴァドールやブラジルの「今」を届けていただいている久枝さんのご両親がブラジルへ! 長期滞在中のMおばあちゃんのブラジル体験記です。
ブラジルでの日々

 こちらに来て、3ヶ月になろうとしていますが、飛行機の中で覚えたボンジーアとオブリガーダしか知らなかった私も、今ではスーパーの買い物40品目のレシート整理も30分で出来るようになりました。今では笑い話のようですが、近くのスーパーで卵を買おうとした時のこと。卵という単語がわからなくて、ジェスチャーで卵を割って飲むまねをしたら、何と椰子の実を出してきてくれました。でも、今ではすっかりお得意さんになり、おまけもしてくれるようになりました。

 ブラジルで毎日何をしているかというと、おじいちゃんは日中、写経をしたり、竹でトンボやバッタ、カニなどを作って知り合った人にプレゼントするのを趣味にしています。私も、日本では面倒と思っていたのにトコロテンを天草から作ったり、羊羹、お饅頭などを作ったり。色々と工夫したりするのが結構面白いものだと発見しました。
 日本食スーパーがありますから日本米も買えますし、ちくわを初めとする練り製品、お漬物、豆腐や納豆も、手ごろな値段で手に入ります。   
 それでも全食品というわけにはいきません。そこで、お茶がらで佃煮を作ったり、ありあわせの野菜でお漬物を作ったりするのですが、結構いけますよ。
 ブラジルに来て感心したことは、皆、お掃除はまめにするし、床もタイルだから全部水洗いするのでハウスダストも無いかも・・・・。また、服装では、白いものはいつも漂白して真っ白にして着ていることです。

 夕方、家の前の公園へ行って夕涼みをしていると、「ジャポン、アリガトウ、サヨナラ」などと言って近所の人達が話しかけてきます。教えたり、教わったり。どこでも勉強していると思えば、なかなか甲斐があるものです。

 日本に居る友達にこちらがどんなだったか、チャンスがあれば写真を撮っています。サルヴァドールも、植民の歴史を物語る古い建築物でいっぱいです。帰るまでに、まだいろんな所を訪ねてみるつもりです。
◇◆◇筆者プロフィール◇◆◇

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。
結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌を教えている。

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