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サンバ(SAMBA)
輪になって踊りながら一人また一人と加わっていくサンバ・デ・ホーダ。
 サンバは、アフリカ大陸から売られてきた黒人奴隷の人達が、バイア州の砂糖きび農場で働いていた中、彼らのレジャーとして生まれたもので、当初はサンバ・デ(ジ)・ホーダと呼ばれる、輪になって踊り、一人また一人と加わっていくものでした。楽器の代わりにマッチ箱、ホーローの皿、ぎざぎざの付いたナイフ、タンバリン、タンボー(太鼓の一種)などを伴って楽しまれていたそうです。
 そこからサンバはリオ・デ・ジャネイロへ伝わり、大きな発展をしたといわれています。

 リオの丘(Morro)に追いやられた黒人奴隷の子孫達は、その伝統を受け継ぎ、マッチ箱、ギター、タンバリン、カヴァキーニョなどを主な楽器として、サンバを創りだし、以来80年余りが経過しています。ブラジルの歴史と深く係わり合っているサンバは、最近では、大学のシンポジウムのテーマにもなっていると言うからオドロキです。
 拍子は2分の4拍子。主旋律を歌ったあと、ユニゾンでコーラスが旋律を繰り返したり、やり取りをしたりする形式です。

 ブラジルについて語るなら、サンバを除いては語れないと言ってもよいほど有名なサンバ。現在は国際的なリズムとして、世界中のどこの国へ行っても、サンバの愛好家がいない国が無いと言っても過言ではないでしょう。

デモのCDで自らが作曲したサンバを宣伝しているサンバ歌手ピリスピエトラ(Pires Pietra)さん。2曲がラジオで放送されたといっていました。
サルヴァドール国際空港内にあるCDショップ、“CD Air”。親切な応対。サンバのCDも有り(各R$12~19レアル程度)、試聴も自由にできる。ブラジルポプュラー音楽のSong Book(コピー譜 各R$50レアル程度)も売っている。
数多くあるサンバの中で
最も有名なものだけをあげるとすれば、

アリ・バホーゾ(Ari Barroso)
 アクァレラ・ド・ブラジル(Aquarela do Brasil)
 バイシャ・ド・サパテイロ(Baixa do Sapateiro)

ゼカ・パゴジーニョ(Zeca Pagodinho)
 デイシャヴィーダ・ミレヴァール
 (Deixa vida me levar)

ベチ・カルヴァーリョ(Beth Carvalho)
 コイズィーニャタンボニチーニャ・ド・パイ
 (Coisinha Tao Bonitinha do Pai)
 サコ・デ・フェイジョン(Saco de Feijao)

ジョアンボスコ(Joao Bosco)
 オ・ベバド・イ・ア・エキリブリスタ
 (O bebado e a Equilibrista)
 メストレ・サラ・ドス・マーリス(Mestre-sala dos mares)

トッキーニョ(Toquinho)
 タルジ・イン・イタポアン(Tarde em Itapoan)
 へグラ・トレース(Regra Tres)

などがあります。特にベチ・カルヴァーリョコイズィーニャタン・ボニチーニャ・ド・パイは、NASAを通して火星にまで行ったことで有名ですね。また、サンバ作家として、ジョアン・ノゲイラ(Joao Nogueira)マルテイーニョ・ダ・ヴィラ(Martinho da Villa)も欠かすことはできません……。
 などなど、数多の星のごとくにいるサンバスター全員の名前を挙げられないのが残念ですネ。


Brazilian Music バックナンバー
[01.Bossa Nova] [02.SAMBA] [03.CHORO] [04.Musica Sertaneja] [05.Musica Classica Brasileira]
[06.FORRO] [07.JOVEM GUARDA] [08.Musica Religiosa] [09.Carnival Music-1] [10.Carnival Music-2]

筆者プロフィール

久枝・高橋・サントス
音大卒業後、ピアノ教師に。結婚を機に13年前にブラジルに渡る。
現在は、サルバドールの海沿いに暮らし、ピアノや歌を教えている。

東京都知事 登録旅行業 第3-6300号・日本旅行業協会(JATA)正会員・日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)正会員
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