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現地リポート

自然の水族館&青の地底湖 ボニート
 ウニベルツールのスタッフが、今ブラジルでエコツーリズムとして注目を集めているボニートへ行ってきました。

 マットグロッソ・ド・スル州中南部に位置するボニート(サンパウロから1,262km、マットグロッソ・ド・スル州都カンポグランデからは248km。標高315m)は、美しい川と湖、鍾乳洞などが点在しており、近年エコツーリズムの場所として人気を集めています。

 エコといっても、環境問題だけを取り上げるだけでなく、まずは南米・ブラジルに残る自然がどれだけ豊かで、美しい自然とはどういうものかを知るところから始めるとよいのかなと思います。
そして、素晴らしい自然と観光を両立させている姿を見てみませんか?



昼食時も見どころは満載

 長〜い旅路のあと、牧場で昼食をいただきます。ここも、前日と同じく薪がくべられたストーブの上に料理がならんでいました。なんでも、前日行ったミモソ川の牧場と同じオーナーだそうで、牧場のつくりも似ていました。コステーラ(牛の骨付き)マンジョカ(芋)の煮込みがとてもおいしかったです。

 もりもりと食べた後は、少し休憩です。牧場を散歩しながら、遠くの方にいるカピバラを探したり、放牧している牛を(もう本当にあちこち牛が多い!)眺めたりしました。

 池にワニがいるというので牧場の人がわざわざ肉を持って「トーニ、トニ、トニ(ワニの名前)」と呼んでくれましたが、午前中におなかいっぱい食べたらしく鼻しか見せてくれませんでした。残念。

 夕方近く、巣穴に戻ってくるコンゴウインコ(ARARA=アララ)を見に、車で移動。場所は牧場からすぐ近くでした。100m近くある赤土の谷間に、赤い色のアララが飛ぶ様はとても美しく感動的。2箇所にある見晴らし台でしばらくバードウォッチングをしていると、近くの木にアララのつがいが何組かとまっているところを見ることができました。ここではアララの他にもたくさんの鳥を見ることができるそうです。

いよいよ神秘的な青い洞窟へ

 ボニート滞在最終日は、サン・ミゲルの鍾乳洞見学です。牧場でヘルメットを受け取り、長い桟橋を渡って鍾乳洞の入り口へ。サン・ミゲル鍾乳洞は短いコースですが、真珠のような小さい鍾乳石から珊瑚礁のように大きな石筍など、さまざまな鍾乳石を見ることができます。
 その後、もう一つの目的地、“青の地底湖”見学へ向かいます。サン・ミゲルの鍾乳洞から車で1時間ほど走ると、青の地底湖に到着します。説明を受けてヘルメットをかぶり、いよいよ洞窟へ。
 ボニート観光の目玉の一つでもある青の地底湖は、大切な自然環境を守るために入り口に鍵がかかっています。ということは、ツアーでなければ中には入れません。もちろん、ボニート全体が、ツアーに参加しなければ入れないところばかりですが…。

 中に入ると最初は逆光で中が見えませんが、急な石段をおりていくと、青いきれいな地底湖が見えてきました。この目で見るまでなかなか信じにくかったのですが、本当に青いんですね。現地のガイドによると、青さの秘密は石灰水。石灰水が光の加減により青くみせているそうです。ちなみに、地底湖は毎分10cmほどのかすかな流れがあるそうです。

 この地底湖に日光が差し込むのは、12月15日〜1月15日の朝の1時間程度とほんのわずかな期間。できるなら、この時期に行くことをおすすめします。

 地底湖は、肉眼でみると濃い青といった感じですが、デジタルカメラで撮影すると驚くほど鮮明な青になって写ります。以前は水辺のすぐそばまで行くことができたようですが、現在は5mほど手前で湖を眺めることになります。
 周辺の地盤がもろいため、コース内に手すりなどは一切つけられていません。急な石段に気をつけて上り下りしなければならず、膝の弱いご老人などは途中でリタイヤし、戻ってこられるケースもみられました。膝の弱い方などは、注意が必要です。
 

神秘的な“青の地底湖”の観光後は、ボニート市内に戻って、川魚のレストランへ行きました。シュノーケリングの時に見たパクやピンタードといった魚たちを、今度は舌で堪能し、また4時間かけてカンポ・グランデの空港へ移動です。さすがに車内では一同熟睡でした。




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